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死亡した野鳥を確認した場合の取扱いについて
国内の養鶏場で発生している高病原性鳥インフルエンザは、海外からの渡り鳥が媒介し発生しています。そのため、野鳥が死亡している場合、高病原性鳥インフルエンザの早期発見及びまん延防止のため、鳥の種類及び羽数によっては、環境省の定めるマニュアルに基づき、高病原性鳥インフルエンザの検査を行っています。
野鳥が死亡していたら
鳥は生き物ですから、人と同じようにいつかは死んでしまいます。
野鳥は事故やエサが取れずに衰弱したり、環境の変化に耐えきれず死んでしまったりするなど、その原因も様々ですから、野鳥が死んでいるからといってただちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
- 野鳥が死んでいるのをみつけたときは、素手で触らないようにしましょう。野鳥は鳥インフルエンザ以外にも、様々な細菌や寄生虫を持っていることがあります。
- 鳥の排泄物等を触れた後は、速やかに手洗いやうがいをしましょう。
- 水辺等に立ち寄って糞を踏んだ場合は、念のために靴底を洗いましょう。
- 野鳥はダニがいたりしますので、ご自宅の敷地内等で発見し気になる場合は、素手で触らないでビニール袋に入れてゴミとして処理してください。野鳥が落ちていた場所には、肥料用の消石灰や塩素系漂白剤をまいておくとより安心です。
死亡野鳥の検査が必要になる場合
- 個体の状況から判断して、交通事故死や激突死など死因が感染症以外であることが明白な場合や、死後数日経過し腐敗・ミイラ化等により正確な判定が行えない個体は、検査を実施しません。
- 目安としてハトより小さな鳥が1羽だけ死亡している場合は、検査の対象となりませんが、ご不明な点等ございましたら下記までお問い合わせください。
お問合せ先
役場産業観光課(電話:0866-82-1016)
岡山県備中県民局井笠地域森林課(電話:0865-69-1631)
食鳥肉・鶏卵の安全性について
- 高病原性鳥インフルエンザが食品として流通している食用肉や鶏卵を食べることによって人に感染したという事例は、世界的にも報告がありません。
- 鳥インフルエンザウイルスは、加熱することで感染性が失われます。
- 国内で流通する鶏肉・鶏卵は安全であり、正確な情報に基づいて冷静に対応していただきますようお願いします。
人への感染について
鳥インフルエンザウイルスは、通常では人には感染しないと考えられています。また、人から人への感染については、世界的にも報告事例はありません。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後に、手洗い・うがいをしていただければ過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。
参考<外部リンク>
- お問い合わせ
-
矢掛町役場 産業観光課
電話番号:0866-82-1016