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地震対策
東海沖から四国沖にかけての領域を震源とする南海トラフ巨大地震。
今後30年以内にマグニチュード8~9クラスの地震発生確率は、70%とされています。 いざ巨大地震が起こったら、一瞬の判断が生死を分けることもあります。あわてず冷静に行動できるように普段からシミュレーションしておきましょう。
地震発生時
地震発生→緊急地震速報
- 身の安全を守る
- 机の下などへ
地震発生後、1~2分
大きな揺れがおさまったら
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- 火の始末をする
- ガスの元栓、コンセント
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- 脱出口を確保する
- ドア、窓を開ける。
地震発生後、3分
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- みんなの安全を確認
- 隣近所で声をかけ助け合う。
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- 出火防止→火が出たら初期消火
- 大声で知らせる。
消火器・バケツリレー
地震発生後、5分
火が天井まで移ったり、家屋倒壊の危険がある場合
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- 危険な場合は避難
- 無理はせずただちに避難
地震発生後、10分
ラジオなどで正しい情報を確認
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- 協力して消火、 救出・救護活動
- 助け合いの心が大切
壊れた家には入らない。
数時間→3日(避難生活では)
しばらく間は余震に注意
3日分の飲料水と食料の備蓄を。
こんな場所にいたら・・・(屋内)
家の中
- テーブルの下にもぐる(無理なら座ぶとんなどで頭を守る)。
- ガラス片が危険なため、素足で歩かない。
- 火の始末はすみやかに。
ビル・オフィス
- 机や作業台の下にもぐる。
- ロッカーなど大型備品の転倒、OA機器の落下に注意
デパート・スーパー
- バックなどで頭を保護
- ショーウィンドーや売り場から離れ、壁ぎわに。
- 係員の指示に従う。
集合住宅
- ドアや窓を開けて、避難口を確保
- エレベータは絶対使用しない。避難は階段で。
こんな場所にいたら・・・(屋外)
路上
- バッグなどで頭を保護し、空き地や公園などに避難
- ガラスや看板などの落下物に注意
- 建物、ブロック塀、自動販売機などには近寄らない。
車を運転中
- ハンドルをしっかり握り徐々にスピードを落とす。
- 道路の左側に車を寄せ、エンジンを切る。
- 避難するときは、キーをつけたままに。
- 車検証や貴重品は忘れずに持ち出す。
電車などの社内
- つり革、手すりに両手でしっかりつかまる。
- 勝手に車外へ飛び出さず、係員の指示に従う。
家の中の安全対策のポイント
家の中に、家具のない安全なスペースを確保する
部屋が複数ある場合は、人の出入りが少ない部屋に家具をまとめておく。無理な場合は、少しでも安全なスペースができるように配置換えをする。
寝室や子ども・高齢者・傷病者がいる部屋には、倒れそうな家具を置かない
就寝中に地震が発生した場合、子どもや高齢者、傷病者などは倒れた家具が妨げとなって逃げ遅れるおそれが高いので注意する。どうしても置かざるを得ないときには固定する。
出入り口や通路にはものを置かない
いざというときに安全に避難できるように、玄関などの出入り口やそこに至る通路には倒れやすいものを置かない。
家具の転倒や落下を防止する対策をとる
家具と壁や柱の間に遊びがあると倒れやすくて危険。また、家具の上に落ちやすいものを置かない。
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