要配慮者利用施設における避難確保計画作成及び避難訓練実施について
要配慮者利用施設の避難体制の強化を図るため,避難確保計画及びこれに基づく避難訓練が義務となっています。
避難確保計画を作成していない施設に対し,市町村は当該施設の利用者の円滑かつ迅速な避難確保を図る必要があると認める場合,当該施設の所有者又は管理者に対し必要な指示をすることができ,正当な理由なくその指示に従わなかったときはその旨を公表することができることになっています。
1 避難確保計画作成対象施設
次の3条件をすべて満たす施設が避難確保計画作成対象の施設となります。
- 要配慮者利用施設(社会福祉施設,学校,医療機関)
- 洪水浸水想定区域または土砂災害警戒区域に立地
- 「矢掛町地域防災計画」に掲載された施設
2 作成の流れ
(1)洪水災害リスク,土砂災害リスクの確認
自施設がどの災害(洪水・土砂)を想定した避難確保計画を作成しなければならないのか,下記リンクより確認してください。
・矢掛町ハザードマップ【http://www.town.yakage.okayama.jp/life/bosai/bousai.html】
・おかやま全県統合型GIS【http://www.gis.pref.okayama.jp/pref-okayama/Portal】
※「防災情報」から「土砂災害警戒区域・特別警戒区域情報」など該当するものを選択し,該当施設の住所入力等でご確認ください。
(2)避難確保計画の作成
国土交通省の次のホームページを参考に作成してください。
https://www.mlit.go.jp/river/bousai/main/saigai/jouhou/jieisuibou/bousai-gensai-suibou02.html
※避難確保計画の作成・活用の手引き・eラーニング教材の様式編の様式をダウンロードし,ご活用ください。
(3)提出先 矢掛町役場総務防災課 学校施設は,教育委員会を経由して提出してください。
(4)避難訓練実施報告
令和3年5月に水防法及び土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律が改正され,避難訓練を実施した場合には施設管理者から市町村長に対して,訓練結果を報告することが義務化されました。
訓練実施結果報告書様式に内容を記入し,ご提出ください。
出水期(6月~10月)には梅雨や台風により河川氾濫や土砂災害の発生が予想されます。
速やかに避難確保計画の作成をお願いします。
※矢掛町地域防災計画に定められている施設につきましては,ご提出いただけない場合には施設名,所在地を公表させていただくこともあります。
- お問い合わせ
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矢掛町役場 総務防災課
電話番号:(代表)0866-82-1010